FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- 
と言うわけで、一度やってみたかった、絵のメイキングをば。
誰得とかはいいんです。強いて言うなら、私得。

画材は、毎度お馴染み(?)、水彩色鉛筆でございます。
使用画材などの銘柄はこちら。

・鉛筆    CARAN d'ACHE  GRAFWOOD F
・水彩色鉛筆 CARAN d'ACHE  スプラカラー 主戦力 40色セット+14色バラ買い
・水彩色鉛筆 Faber-Castell アルブレヒト デューラー サブ 8色バラ買い

・水彩用紙 COTMAN N.P Surface(所謂、中目

スプラカラーは水で溶いたときの発色が結構良くて好みだけど、濃い目の色が少なめの印象。芯は柔らかめ
アルブレヒトは濃い目の色が充実していて、発色もいい。けどスプラカラーの方が好み。芯はかなり柔らかい

紙は、色鉛筆での用途であれば、COTMANの H.P Surface(細目)がまっ平らなので扱いやすい。
今回は、ちょっと挑戦的な意味も含めて、中目を使用しました。


さて、ではザクザクと。

◇最初に

DVC00033_R.jpgとりあえず、対象となる絵はこちら。
(写真は、実は未完成のもの)
水彩なので、とりあえず水張りしています。
写真の黒い枠のようなものが水張りテープ。

水張りは(こと水彩色鉛筆の着色では)必須と言うことも無いと思いますが、
紙が歪まないので、私は好きです。
                                               


◇下書き

水彩メイキング1 下書き
コレが無いと始まらない。始めることはできるけど。
今回は、そこに水張りした紙があったので、そのまま描いちまいました。
濡らす前と後、どっちがいいんでしょうね←
ここで手を抜いたら、彩色でがんばりましょう(やりがち

あとで固定する場合は、水張りテープを張る位置を予め予定しておきましょう。
そうしないと、隠れてがっかりすることになります。
……おー、メイキングっぽい(感嘆
                                               


◇色の置き方――先ず線を描く

色を置く――線をなぞる
さて色塗り。好き勝手塗ります。
そもそもセオリーなんてものがあるのかもよくわかってないですが。
今回は、試しにちょっと塗り方替えました(だからこそのメイキング)

その塗り方。まず、服の皺など、色が濃く影になりそうなところをなぞります。
ポイントは輪郭を全部、ではなくて影になりそうなところだけ。
線画に重ねてもよいですが、微妙にずらして横に引くのがいいかも。
色を重ねる場合は、薄い色から先に塗りましょう。
                                               

 

◇色の置き方――水で溶く

塗り方――広げ方

先ほど引いた線を水で溶きます。水彩色鉛筆たる所以ですね。溶き方は、溶きたい場所周辺の線を馴染ませるようにして色を筆に含ませて絵上で同じ面となる部分に色を伸ばしていきます。 そうすると、何となくグラデになってくれるのです。

図にすると←みたいな感じ(緑に色付けしたところで例示)。

異なる色を水筆で混ぜる場合は、
色1を溶く(乾かさない) → 一旦筆を洗う → 色2を溶きながら色1と混ぜる
と比較的綺麗に混ざると思います。                                               
色を置く――水で解く
で、置いた色を溶いていくとこんな感じに。
まぁ、見た目明らかに薄いので、後から色を濃くしていきます。

透明感を出したいときは、一回で止めると良いと思います。
濃くすることは後から出来ても、薄くすることはできないのでそこは注意です。

線を強く引くと、タッチが強く残り、薄く塗るとタッチは殆ど残りません。
(色鉛筆の銘柄によってもだいぶ違う。色によっても違う場合も)
実際に何度かやってみて、感覚を掴むのが良いかと思います。

                                               


◇色塗りを続ける
色塗り――緑色を塗る順番なんかはあんまり厳密に決めてなかったりします。
幽香の場合は、印象が強いのがやはり赤なので、赤から。
……嘘です。上の塗り方をさっさと試したかっただけです。

さて、同じ要領で緑色を塗っていきました。
葉っぱは、葉脈の線を入れて、それを水で延ばす感じを重ねていきます。
腕の代わりに生えているツタは、絡まっている合わせ目に線を入れて溶き溶き。
                                               


◇髪を描く
色塗り――髪の毛線入れ続いて髪の毛。向日葵の花びらになっていくイメージがあったので、黄色を混ぜつつ一先ず線をいれていきます。
さらに、線画の段階で手を抜いている色鉛筆の線で書き込みたい部分を補強する線も入れていきます。
そんなわけで、少し線を強めに描いて、タッチを残していく作戦で描いています。                                               
色塗り――髪の毛水溶き 水で溶く際に、天使のつやリングを意識して色を乗せない領域を作りました。
上で引いた線が残っているところが、水彩色鉛筆的な味だと思います。
強調したい花びらは、それ単体で水で溶くようにして色を浮き立たせます。
逆に、周囲を溶いた筆でそのまま溶けば周囲に馴染みます。

で、いつの間にか、薄かった色も濃い目に補強していました。
その際の塗り方も、基本的には同じです。全体的に色を増やしたい場合は、
全体的に色を薄く塗ってから水で溶きます。でもあまり綺麗にいかない気が。
ストールは薄い赤から青へのグラデにしました。
                                               

◇目を入れ…
色塗り――目を入れるテンションが下がってきたので、目に色を入れました。
瞳の部分をぐりぐり塗って、そこから色を広げます。
でも、失敗するとへこむので、少しずつ色をつけるようにします。はっきりと、目の白を残したかったら、マスキングテープか何かで覆ってしまうのも手。

あと、口元が気に食わなかったので、修正していたら紙がボロボロになったので、しかたなくケバ立ちをピンセットで摘み取ったり。
                                               




 多分この辺で、一度力尽きました。
 次の作業は一週間後です。 


 

◇影を落とす(あと服の模様入れ
色塗り――影入れ、模様何となく影があるほうがいいかなってことで、顔とか首に影を落としていきます。
薄紫を使うのは、個人的な趣味です。いい意味でどんよりしました。
萌とか目指さない人でごめんなさい。でも反省はしない。

あと、印象的な服の格子模様などを、自分で入れたひらひらした形に合わせて
いれていきます。これは、色鉛筆で描いたまま、水で溶いていません。
細かい描画は道具の利点を生かす方針です。
                                               
 

◇仕上げ模様
模様を描くこれで終わり。でも良いかとも思ったけれど、何となく寂しかったので、
市販のステンシルを使って模様を入れてみるテスト。
用いたのは "パウダリング" と呼ばれる手法で、鉛筆の芯を削り落として、
それを紙に擦り付けることで着色できます。
普通の油性色鉛筆でも可能な手法のはず。

で、実際には、紙の上にステンシルを置いて、その上に芯を削り落とす。
ステンシルの上から、ティッシュペーパーなどで削り落とした芯を擦りつける。
するとステンシルの通りに模様がつくので、それを右下と左上に施しました。

ちなみに、私はティッシュではなくて用途違いの難燃性ウレタンシート(笑)を使ってパウダリングを行います。
擦りすぎると紙が毛羽立つので注意!
                                               
 
 
◇完成
正常な侵食テキトウに切り離して、スキャン。
その結果が紙ベースの作品と似ても似つかないことに落胆しつつ、
若干の調整等をかけて完成!

したのが←の絵。
                                          
 

というわけで、見て頂いた方はお疲れ様でした。
書いてて、「あ~、これ分かりづらいなぁ」と思うこと満載ですが、
そもそも、私自身が勉強不足で、もっと上手い使い方があるのでは? と思うことも
しばしばですが、何かの参考になれば幸いです。


スポンサーサイト

2010.10.17 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。